2025年6月、Razerから最新のモバイル向けゲームコントローラー「Razer Kishi V3」シリーズが登場しました。
今回の新モデルでは、ドリフトを抑える高精度TMRスティックや、PCでも使えるUSB接続対応、さらには業界最高水準のケース互換性まで、多くの進化が詰め込まれています。
「スマホでここまでできるのか」と驚くような完成度で、まさにコンソール級のプレイ感覚。
iPhone 15シリーズ以降や最新のAndroid端末はもちろん、タブレットやPCにも対応し、用途に応じて選べる3モデル展開となっています。
この記事では、Kishi V3シリーズの特長やラインナップの違いをわかりやすく解説しつつ、モバイルゲーミングを次のステージへと導く真の選択肢としての魅力を掘り下げていきます。
- Razer Kishi V3シリーズとは何か、どんな特徴があるのか
- 各モデル(Kishi V3 / V3 Pro / V3 Pro XL)の違いと選び方
- TMRスティックとは? ドリフト現象を抑える技術の解説
- スマホやタブレット、PCでの対応状況や使用感
- Razer NexusアプリやApple Arcadeの連携内容
- モバイルゲーミングにおいてKishi V3シリーズが優れている理由

今回の記事では、Razerから最新のモバイル向けゲームコントローラー「Razer Kishi V3シリーズ」をご紹介していくよ!
モバイルゲーミングの新基準「Razer Kishi V3」シリーズとは?

スマートフォンでのゲームプレイは、今や単なる暇つぶしの域を超え、eスポーツやクラウドゲーミングといった「本格的なゲーミングプラットフォーム」として注目を集めています。
そんな中、2025年6月20日にRazerがリリースする「Razer Kishi V3」シリーズは、モバイルゲーミングに新たなスタンダードを打ち立てる次世代ゲームパッドとして大きな注目を集めています。
このシリーズは、スマートフォンやタブレットに装着することで、まるでコンソールのような操作感と没入感を実現する、物理接続型(USB-C直結)のフルサイズゲームパッドです。
Bluetooth接続による遅延や接続の不安定さといった従来のモバイルゲームパッドの欠点を解消し、高速かつ安定した操作性を実現しています。
ラインナップは3モデル構成
- Kishi V3(スタンダードモデル):AndroidスマートフォンおよびiPhone 15シリーズ以降のiPhoneに対応。スマートフォンでの本格ゲーミングに最適。
- Kishi V3 Pro:8インチまでのタブレットにも対応し、より広い画面でのプレイに適したモデル。Sensa HD Hapticsによる高精度な振動フィードバック機能も搭載。
- Kishi V3 Pro XL:10~13インチのiPad ProやiPad Airなどの大型タブレットに対応。まさにコンソール並みの操作感とディスプレイ環境をスマホ・タブレットで実現します。
特筆すべきは、左右のアナログスティックに搭載されたTMR(トンネル磁気抵抗)スティック技術です。
これは従来のホール効果スティックを超える精度と耐久性を誇り、時間経過や摩耗による「スティックドリフト(勝手に動く現象)」を大幅に軽減する先進技術。
プロゲーマーやハードゲーマーでも満足できる精密な操作性を提供します。
さらに、人間工学に基づいたフルサイズのグリップデザインにより、一般的なモバイルコントローラーとは一線を画す快適な操作感を実現。
長時間のプレイでも疲れにくく、手にしっかりとフィットするため、コンソールゲームのような没入感あるプレイが可能です。
モバイルゲーミング、クラウドゲーミング、そしてリモートプレイのすべてを一台でカバーできる汎用性と、Razerならではの高性能・高品質な設計が融合したKishi V3シリーズ。
まさに「スマートフォンをゲーミングマシンに変える」革新的なデバイスです。
ケース互換性も業界最高水準

スマートフォン用のゲームパッドを選ぶ際、多くのユーザーが悩まされるのが「ケースを外さなければ装着できない問題」です。
特に近年のスマートフォンは大型化し、高価なモデルが多いため、落下防止や保護のために頑丈なケースを常用している人も少なくありません。
そうしたケースユーザーにとって、ゲームパッドを使うたびにケースを外すのは大きなストレスとなります。
Razer Kishi V3シリーズは、そうしたユーザーの悩みにしっかりと応えるべく、ケース互換性においても業界トップレベルの設計がなされています。
特に注目すべきは、Razer独自の「USB-Cアイランド構造」です。これにより、端子周りにスペースが確保され、厚めのスマホケースを装着したままでも、スムーズに端末を差し込むことができます。
また、Kishi V3シリーズの本体フレームには、一般的なモバイルコントローラーよりも奥行きにゆとりを持たせた設計が採用されており、装着時の圧迫感や無理な力を加えることなく自然にスマートフォンがフィット。
結果として、多数のケース付きスマートフォンとの高い互換性を実現しています。
この点は、従来のモバイルゲームコントローラーにおいて最も多かった不満点の一つを解消するものであり、「スマホゲーミング=手間がかかる」という従来の常識を覆す設計思想とも言えるでしょう。
さらに、Kishi V3シリーズは3モデルすべてにおいてこのケース互換性が確保されており、スマートフォンはもちろん、タブレットモデル(Kishi V3 Pro / Pro XL)においてもケース付きでの装着が可能な設計となっています。
これは、大型タブレットユーザーにとっても非常にありがたいポイントです。
保護と利便性のどちらも妥協したくないユーザーにとって、Kishi V3はまさに理想的な選択肢。「ケースを外さずにゲームを始められる」その快適さが、Kishi V3のユーザー体験をより豊かなものにしています。
モデル | 価格(税込) | デバイス対応 | HD振動 | 追加ボタン | スティック交換 | ケース互換性 |
---|---|---|---|---|---|---|
Kishi V3 | ¥16,980 | スマートフォン | × | 背面2個 | × | 高い |
Kishi V3 Pro | ¥24,980 | スマホ&8インチタブレット | ○ | 背面+上部2個 | ○ | 高い |
Kishi V3 Pro XL | ¥32,980 | 10〜13インチタブレット | ○ | 背面+上部2個 | ○ | 高い |
まとめ:スマホで本格ゲーミングするなら「Kishi V3シリーズ」が最適解!
モバイルゲーミングがますます進化する中、「スマホでどこまで本格的なゲーム体験ができるか」という問いに、Razer Kishi V3シリーズは明確な答えを出しています。
ドリフト現象を抑えるTMRスティックの搭載により、精密な操作と高耐久性を実現し、プロレベルのエルゴノミクス設計で長時間のプレイも快適。
さらに、Sensa HDハプティクス対応(Pro / Pro XLモデル)や、背面・ショルダーの拡張ボタンなど、まさにコンソール級の操作感がスマートフォンやタブレットで味わえる設計です。
加えて、業界最高水準のケース互換性や、PC対応の有線接続/リモートプレイ機能、Razer Nexusによる一括管理など、日常的な使いやすさにも妥協がありません。
ゲームはもはや「スマホでも楽しめる」時代から、「スマホで極められる」時代へと進化しています。
その最前線を走るのが、このKishi V3シリーズです。
その他のおすすめ記事

最後までご覧いただき、ありがとうございました!私個人に対する質問やご相談は@XAozameXのDMまでご連絡ください。
コメント