最近のゲーマー向けコントローラーは、高機能化が進む一方で価格も高騰しがち。
「多機能なゲームパッドが欲しいけど、1万円以上はちょっと……」と感じている人も多いのではないでしょうか?
そんな中で登場したのが、オーム電機の有線ゲームパッド「PC-GPREX101-K」。
価格はなんと税込3,980円。にもかかわらず、ホールエフェクトトリガー、マクロ機能付き背面ボタン、連射・振動調整・RGBバックライト搭載と、上位モデル顔負けのスペックを備えています。
PC・Switch・Androidのマルチ対応も魅力で、これ1台あればあらゆるゲーム環境で活躍間違いなし。
この記事では、この注目の新製品の特徴を徹底レビューしていきます。
- オーム電機「PC-GPREX101-K」の特徴とスペックの詳細
- ホールエフェクトトリガーのメリットと他製品との違い
- マクロ機能や背面ボタンの使い勝手
- Switch・PC・Androidなど複数機種での対応状況
- 価格3,980円とは思えないコスパの理由
- どんなユーザーにおすすめか(初心者〜中級ゲーマー)

今回の記事では、オーム電機の有線ゲームパッド「PC-GPREX101-K」デバイスご紹介していくよ!
ホールエフェクトトリガーで高耐久&高精度
近年、ハイエンドなゲームパッドやアーケードスティックで注目されている技術が「ホールエフェクトセンサー」です。
「PC-GPREX101-K」は、低価格ながらもこのホールエフェクト方式のトリガーを採用しており、操作精度と耐久性の両面で大きなアドバンテージを持っています。
ホールエフェクトとは、磁気の変化によってトリガーの位置を検知する非接触型のセンシング技術です。
従来の物理的な接点を使用する可変抵抗式(ポテンショメータ式)と異なり、摩耗する部品がほとんど存在しないため、長期間の使用でも劣化や誤動作が起こりにくいのが特徴。
つまり、「押したときの感覚が変わってしまう」「入力が不安定になる」といったトラブルに強く、安定した入力精度を長期間キープできます。
特に、トリガーボタンを酷使するFPSやレースゲーム、格闘ゲームなどでは、その恩恵が顕著です。
何万回、何十万回と押されることを前提とした設計だからこそ、信頼性が求められる場面で強さを発揮します。
加えて、「PC-GPREX101-K」はトリガーストップ機構を備えており、トリガーストロークを2段階で調整可能。
たとえば、シューティングゲームやFPSではストロークを短く設定して高速な射撃反応を得ることができ、逆にレースゲームではアクセルやブレーキの微妙な操作に対応するため、長めのストロークを選択することでゲームジャンルに応じた最適な操作感を得ることができます。
このように、「PC-GPREX101-K」はただ安いだけではなく、上位モデル顔負けの本格的なトリガーシステムを搭載している点が最大の魅力と言えるでしょう。
「ゲーミング機器にこだわりたいけれどコストは抑えたい」そんなユーザーにとって、このホールエフェクトトリガーは非常に大きな価値をもたらしてくれます。
マクロ・連射・背面ボタンでゲーム操作が快適に



「PC-GPREX101-K」は、単なる安価な有線ゲームパッドではありません。ゲーミングの快適さを大きく左右する機能が充実しており、特に注目すべきはマクロ機能・連射機能・背面ボタンの存在です。
まず、背面にはマクロボタン(ML・MR)を2つ搭載。このボタンには、最大で300秒間分の入力操作を記録・再生できるマクロ機能が備わっています。
しかも、このマクロは本体に保存できる仕様のため、接続する機器を変えても再設定の必要がなく、いつでも自分だけのカスタム操作を再現できます。
マクロ機能が活躍する場面は幅広く、「複雑なコマンド入力が必要な格闘ゲーム」「繰り返し操作を要求されるMMORPG」「特定の動作を1ボタンで素早く行いたいアクションゲーム」などで真価を発揮します。
例えば、ボタンの組み合わせで発動する必殺技や、定型の採取アクションをマクロ化すれば、操作の効率化だけでなく手の疲労も軽減できます。加えて、本製品は3段階調整可能な連射機能も搭載。
通常のボタン操作では不可能なスピードで連続入力を行うことができ、シューティングゲームやハクスラ系タイトルではとくに効果的です。
連射の強度(発射間隔)は状況に応じて調整できるため、「ちょっとだけ加速したい」「完全にフルオートで撃ちたい」など、プレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。
さらに、マクロボタンを本体背面に配置したことで、親指以外の指を使って操作ができ、移動や視点変更を妨げることなくスムーズに機能を発動できます。
この設計は、コントローラー操作において重要な操作の同時性と“スピード感”を高めてくれる要素として、非常にありがたいポイントです。
こうした高機能なボタンカスタマイズ機能をこの価格帯で搭載していること自体が驚きであり、「コスパの鬼」といえる完成度に仕上がっています。
カジュアルゲーマーからヘビーユーザーまで、あらゆる層のニーズを満たしてくれる、多機能型ゲームパッドとして非常に魅力的です。
スペック一覧
項目 | 内容 |
---|---|
接続方式 | USB 2.0(Type-A) |
ボタン数 | 21(マクロ含む) |
振動機能 | あり(3段階調整) |
マクロ機能 | あり(最大300秒間、保存可) |
対応機種 | Windows 10/11(64bit)、Nintendo Switch、Android |
サイズ | 約150×105×40mm |
重量 | 約290g |
ケーブル長 | 1.8m |
電源仕様 | 5V / 200mA |
環境条件 | 動作温度0〜45℃、保存温度−10〜60℃ |
まとめ|3,980円とは思えない完成度。コスパ重視ゲーマーに最適
オーム電機の「PC-GPREX101-K」は、3,980円という低価格ながら、驚くほど多機能で完成度の高いゲームパッドです。
ホールエフェクトトリガーをはじめ、トリガーストップ機構、マクロボタン、連射機能、RGBバックライト、3段階の振動調整など、本来はミドル~ハイエンドクラスに搭載されるような機能が惜しみなく詰め込まれているのが最大の魅力です。
特に注目すべきは、非接触型のホールエフェクトセンサーによる耐久性の高さと、背面マクロボタンによる操作の拡張性。
これにより、長時間のプレイでも性能が落ちず、快適なゲーム体験を維持できます。FPSや格闘ゲーム、MMORPG、Switch向けのアクションゲームなど、ジャンルを問わず幅広く対応できる汎用性の高さも光ります。
また、Windows PCだけでなくNintendo SwitchやAndroid端末にも対応している点も評価ポイントです。
「一つのパッドでいろいろな機種に使いたい」というマルチゲーマーにも嬉しい仕様となっており、1台で複数の環境に対応したい人にはうってつけの選択肢となるでしょう。
「安価なパッドは機能面で妥協しないといけない」と考えていた人にこそ、この製品は強くおすすめできます。
価格と性能のバランスに優れたこのゲームパッドは、まさに価格破壊”級のコスパモデル。ゲーム初心者はもちろん、サブパッドを探している中・上級者にも刺さる一本です。
手頃な価格で、本格的なゲーミング体験を始めたい方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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